『ラプターライナー』と『ラインエックス』、どっちがいいのか徹底比較!(強度、見た目、費用まで網羅)
こんにちは。ラプターライナー・プロショップのマサです。
ヘッドライナーのことが気になるけど、実際どれがいいの?って思っている方、実は多いのではないでしょうか。
今日は、人気のヘッドライナー2大ブランド、『ラプターライナー』と『ラインエックス』を比較しつつ、それぞれの良さを具体的に解説したいと思います。
この記事を読むことで、こんな疑問が解消されます。
「ヘッドライナーしたいけど、『ラプターライナー』と『ラインエックス』、どっちがいいのかな?」
「実際、強度はどのくらいは違うものなの?」
「見た目の違いは?費用はどのくらい違うの?」
こんな疑問にお答えしています。
『最強』と言われているラインX。それに比べて、ラプターライナーはどの位の実力を持っているのか、ぜひご確認ください!
【目次】
・ラプターライナーとラインエックス、比較の結論
・強度、性能は『ラインエックス』が最強。
・費用、手軽さでは『ラプターライナー』。
・2大ブランド比較
・比較①ー強度、耐久性・比較②ー見た目
・比較③ー費用コスト
・それぞれのおすすめは、こんな人!
・金銭的に余裕があるなら、ラインエックス。
・低コストで、DIYも楽しみたい方は、ラプターライナー。
【ラプターライナーとラインエックス、比較の結論】
*性能の数値は、UPOL公式WEBサイト、LINE-X公式WEBサイトのMSDSより算出。費用は、日本の各正規取扱店の施工価格を調査し、平均値を算出しています。
結論から言うと、
・ラインエックスは、強度・耐久性ともに最強だが、費用が高い。
・ラプターライナーも強度・耐久性は申し分ないレベルで、費用は安め。
・見た目はどちらも変わらない。
ということになりますね。
次から詳しく説明します。
【2大ブランド比較 ①強度・耐久性】
まずは、なんといっても耐久性です。
ヘッドライナーの最大の魅力の1つですからね!
今回は、『耐衝撃性』と『摩耗性』について検証してみました。
【耐衝撃性】
塗料においては、『ある一定範囲(1インチ)において、どのくらいの力が加わった時に変形が始まるか』ということを測定することで、どのくらい衝撃に強いのかを計測できる方法があります。
『ASTM D2794』という試験方法ですが、まあ、「そーなんだ」くらいに思っていてください^^
これによると、
ラプターライナー:93インチポンド(約42.1㎏/インチ平方)
ラインエックス:101インチポンド(45.8㎏/インチ平方)
となっており、ラインエックスの方がより衝撃に強い事が分かります。
ただ、ラプターライナーもそれほど目劣りする数値ではありません。
どちらも、衝撃にはとても強い!ということで間違いなさそうです。
【摩耗性(すり減りにくさ)】
こちらも、説明はざっくりとですが、1000gのホイールを回し続けて塗装膜に到達するまで測定する『ASTM D4060』という測定方法があり、こちらで比べています。
ラプターライナー:塗装膜に到達するまでおよそ、8590回
ラインエックス:塗装膜に到達するまでおよそ、14112回
ラインエックスの圧勝です!
塗装膜の強さでは、ラプターライナーの倍ほどの耐摩耗性があります。
よりタフなカスタムを望むのであれば、ラインエックス!ということになりそうです。
以上から、耐久性(耐衝撃性・摩耗性)に関しては、数値的にも『ラインエックスの方が優れている』ということが分かりました。
【2大ブランド比較 ②見た目】
次に、見た目の違いを見ていきます。
上↑はラインエックスの画像です。
こちらがラプターライナー↑。
光の加減や塗り方によって、多少変わるのですが、基本的な見た目に大きな差はありません。
手触り、肌感に関しても、大きな違いはなく、どちらもあの特有の『ザラザラ感』が楽しめます。
しいて言えば、ラプターライナーの方が、若干黒色が強めに出る感じです(raptor black 0820の場合)。
どちらにしても、見た目の満足感はかなり高い仕上がりです!
【2大ブランド比較 ③費用】
最後は、一番気になる費用です。
こちらも正直施工する業者でピンキリなのですが、今回はそれぞれの正規取扱加盟店(日本の業者)の価格を調査し、大体の平均価格を算出してみました(2021年6月現在)。
【軽トラの荷台塗装】
ラプターライナー:88,000~100,000円
ラインエックス:160,000円~
全塗装に関しても調べてみたのですが、情報がない><
部分塗装について、ラインエックスの方は、正規店の施工金額が、公式WEBサイトに載っていましたので、ここにも一部を掲載します。
ラインエックスの場合、全塗装だと30~40万位になる感じです。
一方、ラプターライナーの方は、正規店でも施工費用に幅があるようで、各ショップへ問い合わせが必要です。
まあ、DIYでもできるので、そのお店のスキルや設備次第って感じかもしれませんね。
また、そのDIYですが、ラインエックスはDIY不可です。
理由は、ラインエックスを塗装するのに必要な設備があり、それが何百万と高額なため、一般の方ではほぼ無理だからです。
プラス、塗料自体が手に入りません。
ラプターライナーの方は、DIYが比較的容易に可能です。
塗料も、ネットで比較的容易に手に入ります(私たちのショップでも、こちらから買えますよ^^)
もしご自身でされるのであれば、費用も塗料代4Lで約35,000~40,000円位。
4Lあれば、トラックの荷台はALL塗れますので、費用を一番安くあげられます!
もしお時間があれば、おすすめです。
【それぞれのおすすめは、こんな人!】
最後に、まとめです。
強度に関しては、ラインエックスが、現時点で最強です。
アメリカ軍が正式に採用しているぐらいですからね!
『最強』・・・、そのワードだけでゾクゾクしちゃいます。
費用に関しては、ラプターライナーに軍配が上がります。
なんといっても、DIYができるので、塗料代だけで済ませることが出来ますからね!
見た目に関しては、どちらも最高です!
『ザラザラ』の質感で、とてもいい感じ。
ワイルドさや手触り感も、特に違いは感じられないくらいです。
以上を踏まえて、それぞれのおすすめはこんな人です。
【ラインエックス】
・最強のタフさを手に入れたい!という方
・お金に余裕がある方
【ラプターライナー】
・なかなかのタフさをコスパ良く手に入れたい方
・時間があり、DIYに挑戦できる方(現時点で最安の選択です)
いかがだったでしょうか。
ご自身が必要とする塗料がどちらか、その判断の参考になれば嬉しいです。
各ショップの施工費用が、なかなか分かりずらい感じだったので、また今度徹底的に調べてから、記事にしたいと思いますので、また機会があったら、ご覧ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!