【ラプターライナー塗装でDIY!】下地作りのポイントと注意点。
こんにちは。ラプターライナー・プロショップのマサです。
今回は、ラプターライナーで初めてDIYをする方に向けて、塗装の下地作りについて、そのポイントと注意点を解説してみました。
この記事を読むことで、こんな疑問が解消されます。
「塗装ってしたことないから、やっぱり不安だな。」
「何となくDIYの流れは分かったけで、もっと細かいところも知りたいな」
「下地って大事なんでしょ?素人でも大丈夫?」
下地はしっかり作らないと、塗装が剥がれる原因にもなります!
自信をもって取り組めるよう、3段階でまとめましたので、DIYされる際の参考にしてみてください!
もし、DIY全体の工程を把握していない場合は、まずは全体を把握してから読んで頂いた方が、分かりやすいと思いますので、先にこちらを読んでみてくださいね。
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目次
1.下地づくりと全体の工程
洗車 ⇒①養生 ⇒②やすりがけ ⇒③脱脂
①養生ーフチをきれいに見せる、丁寧に貼る
②やすりがけー満遍なく傷がつけばOK
③脱脂ー2度拭き推奨!脱脂した後、乾拭きする
2.まとめ
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1.下地づくりと全体の工程
まずは、下地作りの全体の工程から確認していきましょう。
今回は、赤で囲った部分【下地づくり】を中心に、ポイントをお伝えしていきます。
①養生ーフチをきれいに見せる、丁寧に貼る。
気を付けるべきポイントは、すでにタイトルで全部言っていますね^^
本当に、フチに気を配ることと、丁寧に貼ることが全てです。
そのことを意識しつつ、実際の張り方やポイントを見ていきましょう。
【用意したいもの】
・マスキングテープ
・新聞紙
・ハサミかカッター(あったらいいな程度)
養生に必要なものは、以上です。
特にマスキングテープは、たくさんあった方がいいです。
そして、ここが意外とポイントですが、マスキングテープって、太さが色々あるんですよ。
用意するのは、一般的に売っている15mm幅位のものだけで全然OKですが、太い24mm位のものがあっても、作業しやすいかなって思います。
また、細かい所を張る際に、10mmとか8mm幅のマスキングテープも1巻持っておくと便利かもしれません。
この辺は、ご用意できる範囲でそろえてみてください。
新聞紙に関しては、本当に何でもよくって、折り込みチラシとかでもOK。
マスキングテープ付きのビニール養生(下画像)なんかも売られていますが、ちょっとお値段高めなので、余裕があれば、というところでしょうか。
さて、実際にマスキングする際のポイントです。
面積の広いところは、新聞紙の端にマスキングテープを付けて、ワーっと覆っちゃいます。
特に目立たない場所であればいいのですが、もしフチ付近や塗装完成後に目立つような場所だったら、要注意!
ここがポイントですが、フチなどの塗る所と塗らない所がはっきりと表れる部分に関しては、先にそこにマスキングテープだけ貼りましょう。
そうすることで、塗装の境目がきれいに出すことが出来ます。
その上で、そのテープの上から新聞紙をワーッと覆ってください。
先に境目にテープを貼ってから・・・↓
ワーッと養生で覆う↓
先にテープを貼る、このひと手間が、仕上がりをきれいにしてくれます。
次のポイントですが、細かい所はマスキングテープだけで覆う、です。
特に端っこや突起になっている部分は、下手に新聞紙などを使うより、マスキングテープでグルグル巻きしてしまった方が、間違いないです。
細かい部分を新聞紙で覆おうとすると、思わぬ部分にはみ出しが起こったりしがちです。
また、入り組んでいる部分(上のハンドルは塗らないけど、その下は塗る、みたいな場合)も同様に、テープだけの方がいいと思います。
面積にもよりますが、ワンポイントで、そのような使い方をすると、仕上がりがきれいになりますよ!
全般的に言えることですが、マスキングテープは、しっかりと密着させてください!
密着が甘いと、隙間から塗料が入り込んでしまいますので、注意してください。
②やすりがけー満遍なく傷がつけばOK。
はい、これもタイトルで全部言ってるパターンですね^^
特に初めての場合、「やすりって、どのくらいかけたらいいの?」って思うと思います。
結論は、「あんまりゴシゴシ削りすぎないでいいですよ」です。
表面に、満遍なく傷がつけばOKです。
やりすぎると、本体にもダメージがいってしまいます。
表面だけを荒らすイメージで、やすりをかけていきましょう。
【用意したいもの】
・サンダー(ヤスリがけの機械)←なくても手で頑張れます!が、しんどい><
・120~160番手の紙やすり(サンダーを使う場合も欲しいです)
・防塵マスク(普通のマスクはダメです。ホームセンターの一番価格が安いものでOK)
・汚れても大丈夫な服(粉が付く)
このヤスリがけで一番の注意点は、初めに言った『満遍なく』というところ。
例えば、トラックの荷台はまっ平らではなく、少し丸みやデコボコしているところがありますよね。
このちょっとした部分にも、しっかりとヤスリがけしてあげることが大切です。
大部分のヤスリがけは、サンダーを使用すると思いますが、それだけではダメ!
上のような細かなデコボコ部分(丸みを帯びている側面とか)は、必ず手でヤスリがけをして、漏れの無いようにしましょう。
また、ヤスリがけをすると、元々ついていた塗装などの粉が結構出ますので、服に付いたり、周りのものにつかないようにも、注意してください。
ほんと、結構粉だらけになりますよ。
また、粉を吸い込まないようにも、注意していきましょう!
③脱脂ー2度拭き推奨!脱脂した後、乾拭きをする
【用意したいもの】
・ラッカーシンナー(ホームセンターで普通に売っているものでOK)
・ニトリル手袋
・毛カスがでない布
脱脂に関しては、それほど難しい事ことはありません。
普通にラッカーシンナーを布に含ませて、サッと表面を拭いたら完了です。
完了なのですが、出来れば、その後、乾いた布で乾拭きをしてほしいです。
というのも、シンナーで拭いた後、そのシンナーで溶けた油分が表面に筋のように残ってしまうケースがあるからです。
できれば、先に拭いたシンナーが乾ききる前に、サッと乾拭きしてもらえるといいと思います。
その他の注意点としては、ニトリル手袋で手を保護してほしいということと、使用する布は、毛が抜けたりしないものを使用してほしいということ。
シンナーを直接触れると、手荒れしてしまいます。
普通の手袋や軍手では意味ありませんので、できるだけニトリル手袋を着用してください。
また、布も、拭くたびにボロボロとカスが出てしまうと、そのカスも除去しなければいけないので、手間がかかります。
つるっとしたタオルや、しっかりとしてウェスを使用するようにお願いします。
この脱脂の工程は、工程自体はとても簡単なのですが、絶対にやってほしいです。
なぜなら、表面に油分が付いていると、塗装が剥がれやすくなるからです。
簡単だけど、とても重要な工程なので、忘れずに実行しましょう。
この脱脂が終わったら、晴れて下地づくりは終了です。
次は、いよいよラプターライナーの塗装準備にはいっていきますが、それはまた別の記事に書きたいと思いますので、よろしくお願い致します。
2.まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、ラプターライナー塗装の『下地づくり』について解説しました。
最後に改めてまとめてみます。
①養生ーフチをきれいに見せる、丁寧に貼る
②やすりがけー満遍なく傷がつけばOK
③脱脂ー2度拭き推奨!脱脂した後、乾拭きをする
意外と簡単ですね。
基本的に、ラプターライナーはDIYが比較的簡単な塗料なので、各工程を見てもそこまで難しいことはありません。
ただ、初めての場合は、慣れない作業が多いので、予想以上に時間と体力を使うと思います。
あらかじめ、各工程の注意すべき点を知っておくだけでも、少し楽になるかなーと思い、この記事を書いてみました。
なので、知っている人にとっては「今更、そんなこと?」みたいに思われるかもしれませんが、ご了承ください。
また、「この記事でもわからないなー。ここはどうすればいいの?」みたいな疑問がありましたら、遠慮なくお問い合わせください。
分かる範囲内で、できるだけお答えしたいと思います。
ラプターライナーの楽しさを、より多くの方に知って頂きたいなーと思っています。
この記事が、そのお役に少しでも立てたら、とてもうれしいです。
これからも、改善しつつ、お役に立てる情報を随時提供させて頂きたいと思いますので、よろしくお願い致します!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
~塗装編へと続く~
商品は、当ショップでも比較的お安くご提供していますので、よろしければ、のぞいてみてください。
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