気を付けて!ラプター塗装のDIYで、注意すべきポイント【トップ3!】
こんにちは。ラプターライナー・プロショップのマサです。
今回は、ラプターライナーをDIYで塗装する際に、特に注意すべきポイントを3つお伝えしたいと思います。
この記事を読むことで、こんな疑問が解消されます。
「ラプター塗装のDIYする時に、特に気を付けるところはどこかな?」
「自分でDIYする前に、色々知って準備したいな。」
「失敗せずに、DIYしたい!」
絶対に注意すべきことをあらかじめ知っておくことで、不安なくDIYができるようにしましょう!
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目次
1.結論:注意すべきポイント【トップ3】
【第1位】乾燥時間をしっかりと取る!
【第2位】密室で施工しない!
【第3位】養生で手を抜かない!
4.まとめ
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1.結論:注意すべきポイント【トップ3】
【第1位】乾燥時間をしっかりと取る!
これが、最も大事なポイントです!
施工後の時間をしっかりとれるかどうかが、ラプター塗装する上で、最大のキーポイントであるといっても過言ではありません!
「あれ?ラプターライナーって、すぐに硬化するんじゃなかったっけ?」
そう思った方は、とても勉強されていますね。
その通りです。
塗装後、1時間程度で、もう触れるぐらいまで硬化します。
なので、非常にDIYしやすいという特徴があります。
「ん?言ってることがわからない・・」
説明しますね^^
ラプターライナーには、いくつかの硬化段階があります。
公式の施工書から引用すると、
・ポットライフ(触れる位の乾燥)⇒ 60分
・強制乾燥⇒ 60℃で60分、20℃で~3日
・自然乾燥⇒ 7日~10日
※完全乾燥前に雨や水にぬれると、色抜けの可能性大です。
※エンジン熱や高温での熱戻りに注意してください。
とのことです。
ここで注意して頂きたいのは、『※完全乾燥前に雨や水にぬれると、色抜けの可能性大です。』の部分。
また同じく公式で出ている別の施工要領書には、
『塗布後、2~3日は水に濡らさないでください。白い斑点が発生します』
とあります。
つまり要約すると、『塗装後は、2~3日間は使用できないし、屋外に放置もできないよ』ということです。
塗装直後のラプターライナーにとって、水は天敵です。
せっかくきれいに塗装したのに、まだらに白い斑点ができたら、ショックですよね。
ですので、ラプター塗装をDIYする際には、必ず乾燥時間をたっぷりと確保することが必要になります。
そのため、メインで使っている車を塗装するのであれば、例えば、代わりの代車を用意するとか、少なくとも3日間は使用しない!という時を狙ってするとか、そんな工夫が必要になります。
また、塗装した車を格納しておく場所(雨に濡れない所)なども必要です。
普段使っているお気に入りの車だからこそ、ラプター塗装したいって思う方も多いですよね。
「いやー、代車って言ってもなー。」
「車庫は1台分の余裕しかないんだよ。」
そういう方が多いのも、分かっています。
だからこそ、ここの準備をしっかりしておくこと!
これを、ラプターライナー塗装で最も注意すべきポイント【第1位】とさせて頂きました。
ぜひ、事前準備を万端にして、ラプター塗装に臨みましょう。
【第2位】密室で施工しない!
ラプターライナーは、有害な成分を含んでいます。
こちらが、SDS(安全データシート)です。
英語ですが、人体に影響のある成分などのが記載されています。
ですので、換気をしっかり行わなかった場合、体調不良を起こしてしまう可能性があるんです。
プラモデルを作る際に、シンナーを吸いこみすぎてはダメ!みたいに言われたことありますよね?
あれの、激しいバージョンです。
また、ラプターライナーは引火性溶剤です。
密閉された場所では、揮発した成分が充満しやすいため、万が一火の気があったりすると・・・です。
ですので、ラプターライナーを施工する際は、必ず換気の良いところ、できればオープンになっている場所で塗装するのが一番だと思います。
ないとは思いますが、自宅の部屋の1室でローラー塗装、みたいなことは絶対にやってはいけませんよ!
少なくとも、外気が十分に入り込む空間で、施工してください。
防毒マスクもぜひ。
たしかワークマンで、こんなやつが2,800円位で売ってたと思います。
車は素敵にしたいけど、そのせいで体が病んでしまったら、元も子もありません!
ですので、この『密室で施工しない!』が、注意すべきポイント【第2位】です。
【第3位】養生で手を抜かない!
最後の注意ポイントは、『養生』です。
初めてやる方や、初心者の方にとって、結構しんどい作業になるのが、この『養生』。
細かい上に、やたらと時間がかかります。
しかし!ここを適当にしてしまうと、仕上がりにダイレクトに影響します!
この養生の質が、塗装の質を決めるといっても、過言ではありません(経験談)。
特に注意してほしいのが、『フチ』の部分。
塗れているところと、塗れていないところの境目の部分です。
ここが曲がっていたり、はみ出していたりすると、塗装を終えた後に、はっきりと素人仕事だとわかってしまいます。
また、もう1点注意してほしいところは、『小さい穴や細かな突起』部分。
アオリのハンドルや、あたりゴムみたいなところです。
めっちゃ細かい所もあるので、「もう、やってらんない!」ってなりがちなんですが、ここも手を抜いてはいけません!
塗るところと、塗らないところをしっかりと養生で区分けすることで、塗装後の完成度が一段と上がります。
逆に手を抜くと、最期にちょっと残念な気持ちになるかもしれません。
この『養生』は、非常に時間がかかりますし、作業自体もややしんどいのですが、塗装のクォリティーに直結するだけに、できれば、しっかりと手をかけたいところです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
最後に、注意すべきポイントをまとめてみます。
【第1位】乾燥時間をしっかり取る!
【第2位】密室で施工しない!
【第3位】養生で手を抜かない!
の3つです。
見て頂くとわかると思いますが、施工自体の注意点というよりは、施工前の準備における注意点が多くなっています。
なぜなら、ラプターライナーの塗装自体は、とても簡単だからです。
やる前は、塗装作業そのものに気が行きがちですが、実際塗装してみると、難しい事はほとんどありません。
「あれ?俺って、塗装上手くない?」と自信を持てる位なはずです。
ですので、ラプターライナーをDIYする時に注意しなければいけないポイントは、その準備段階にあるということを知っておいてください。
特に、日常生活に支障が出るようなことにならないよう、十分に注意してほしいと思います。
ということで、今回は以上になります。
いざDIYをしてみた際に、残念な気持ちにならず、思いっきりラプターを楽しんで頂けたらいいなーと思っています。
この楽しさをより多くの方に知って頂けたら、本当にうれしいです!
また、もしも自分でやってみて「うーん、なんか納得いかないなー」と思ったら、仕上げをプロにお願いするのもありです。
仕上がりだけなら、通常よりもお安く仕上げてくれますよ、たぶん?^^
ぜひ、相談してみてくださいね。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
何か、不明な点がありましたら、遠慮なくmailでご質問ください。
これからもよろしくお願いします!
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