【ラプターライナーDIY!】冬場の塗装を上手くする、3つのコツ

こんにちは。ラプターライナー・プロショップのマサです。

今回は、冬場に塗装する際に上手に仕上げるコツを3つ、お伝えしたいと思います。

cold car

 

この記事を読むことで、こんな疑問が解消されます!

 

「まさに今から塗装するんだけど、寒い時の塗装のコツってあるのかな?」

「夏場と冬場で、塗装の仕方って違うの?」

「少しでも上手く塗装したい!」

 

本来、冬は塗装向きではありませんが、ちょっとしたコツを知り、より良いDIYの参考にしてください!

 

 

  目次                   

1.冬場のDIYのコツ3つ

【冬場のコツ①】塗料は直前まで温めておく

【冬場のコツ②】冬用のシンナーを使う

【冬場のコツ③】5℃以下では作業しない

2.まとめ

                      

 

 

1.冬場のDIYのコツ3つ

 

まず結論として、先に3つのコツをお伝えします。

①塗料は直前まで温めておく

②冬用のシンナーを使う

③5℃以下では作業しない

以上になります。

1つずつ見ていきましょう!

 

 

【冬場のコツ①】塗料は直前まで温めておく

 

冬場は気温が低いです。

気温が低いということは、塗料が硬いということ。

特にラプターライナーは、ただでさえ硬めの塗料なので、硬化剤混ぜるのも、塗装を吹くのも、

よっぽど頑張らないと、そのまま使うのは本当に大変です。

 

そこで!

バケツにお湯を入れて、その中で塗料を温めて使うようにしましょう。

湯せんをするようなイメージですね。

そうすることで、中の塗料が温まり、流動性が増します。

そうなれば、硬化剤を混ぜるのも、塗装を吹くのも幾分楽になるはずです。

 

注意してほしいのは、絶対に塗料と水を触れさせないということ。

塗料がダメになってしまいます。

また、あまりに高温のお湯を使うのも危険ですので、その辺は加減して実施してみてください。

 

 

【冬場のコツ②】冬用のシンナーを使う

 

コツの2番目は、冬用のシンナーを使う!です。

先ほども書きましたが、気温が低いと塗料が硬くなります。

シンナーを入れると、若干流動性を増すことが出来ますので、様子を見ながら適量使用するのがおすすめです。

(シンナーの混ぜ方の注意点については、こちらを参考にしてください)

 

そして、そのシンナーですが、実は『冬用・夏用・春秋用』の3種類あるんです。

中でも冬用は、その名の通り冬場に使用するシンナーです。

それぞれの特徴を簡単に説明すると、以下のようになります。

冬用ー揮発が速く、乾燥しやすい

・夏用ー揮発が遅く、乾燥が遅い

・春秋用ーその中間

 

塗装は、気温の上下によって乾燥時間が変わります。

気温の高い夏場に、揮発の早い冬用を使用してしまうと、すぐに乾燥して上手く塗れない、みたいなことが起こります。

逆に冬に夏用を使用してしまうと、いつまで経っても乾燥しない、ということになってしまいます。

 

ラプターライナーは、本来シンナーを必要としませんが、塗料が硬くなってしまう冬場には、少し流動性を増すために使用するのがいいかなと思います。

その時に、できれば『冬用のシンナー』選ぶようにしてください。
ちなみに、参考になりそうな商品を載せておきますね。

 

ただし、絶対『冬用』でなければいけない訳ではないので、手に入らない場合は、普通のウレタン用のシンナーでも全然大丈夫です!

それでも、十分流動性は出ますからね。

また、シンナーの使用は仕上がりにも影響しますので、使う時はくれぐれも慎重にお願いします!

 

 

【冬場のコツ③】5℃以下では作業しない

 

最後3つ目のコツです。

これはコツというか、是非知っておいてほしい事なのですが、5℃以下の環境で作業するのは、非常に難しいという話です。

なぜなら、塗料が硬くて、スプレーガンから上手く散布ができないからです。

なので、気温が5℃以下の場合は、作業自体しないようにしましょう

 

・・・といっても、それでもどうしてもDIYしたい!という方もいらっしゃいますよね?

そんな方のために、一応、方法あります。

それは、『ジェットヒーターなどで、作業場の温度を上げる』という方法です。

かなりハードル上がりましたでしょ^^

 

プロの方々は、この方法で冬場も作業されていますが、一般の方には少し設備的なハードルが高いように思います。

なので、素直に気温が高い日を選んで、作業するようにしましょう。

 

 

2.まとめ

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冬場でのラプターライナー塗装のコツを3つご紹介しました。

いかがだったでしょうか。

 

最後に改めてまとめてみます。

・コツ①塗料は直前まで温めておく

・コツ②冬用のシンナーを使う

・コツ③5℃以下では作業しない

 

冬場は気温が寒いので、塗料が硬くなります。

これが冬に作業する際の、一番の問題です。

ここを少しでも緩和してあげることで、塗装がグンとやりやすくなるんじゃないかな、と思っています。

また、コツの中ではご紹介しませんでしたが、冬場の『結露』も要注意です。

水分は、ラプターライナーの一番の敵です。

乾燥途中に、結露などの水分を触れさせないよう注意してください。 

 

もちろん、冬場に絶対作業できないというわけではありません。

5℃以下でも、作業しようと思えばできるはずです。

ただ、上記の3つを取り入れてもらうことで、より良いDIYができますよ、ということで、ささやかながらアドバイスをさせて頂きました。

ラプターライナーでDIYされる際に、少しでも参考にして頂ければ嬉しいです。

 

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!

より素敵なお車になるよう、願っています。

 

 

 

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